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hiderino『Hot Dog and Me』
¥1,080
- 解説 ----------------- 身長10cmほどのアクションフィギュア“ミクロマン”をカスタマイズした人形『ミニリーノ』は作者ヒデリーノをモデルにした分身的存在。 NYの街のあちこちに出没したミニリーノの小さな冒険をポップなアメリカンコミック風グラフィックブックに仕上げました。 付属の実物大のミニリーノステッカーは普通に何かに貼り付けてもいいんですが、例えば透明度の高いクリアファイルに貼り付けて、どこかの風景をミにリーノと一緒に遊んだりもできますね! 皆さんのアイディアで楽しんでください。 ※カスタムトイ ミニリーノの制作過程などはポートフォリオサイトhiderino.jpに掲載されています。 http://hiderino.jp/works/minirino/ ミニリーノの小さなNY旅行を映像にまとめました。Zineと合わせてお楽しみください。 https://youtu.be/nbLIaKcVoSg - 商品詳細 --------------- フルカラー36p A5縦 シリアルナンバー入り(※※※/100) 裏表紙に直筆サイン入り 実物大ミニリーノ ステッカー付属
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hiderino『ウサギ星人と、』
¥972
- あらすじ --------------- カメラを持ってウロウロしていた休日、ウサギのような頭部を持ち白い宇宙服のようなものを着た身長40cmほどの奇妙な存在に出会い、彼をウサギ星人と呼ぶことにした。 彼は言葉を発しないので何を考えているのかよくわからないのだが、どうやらこの世界を彷徨いながら青い色を集めているようだ。 彼が集めている青は確かに青く見えるのだけど、どうやらその青は僕ら人間のブルーな感情の象徴として僕がそう認識しているからこんなふうに見えるんじゃないかと思える。 奇妙なウサギ星人と出会って彼を写真に収めつつ、あちこち彼を追いながら過ごした一日、実はかなり疲れ切っていた僕の心は風のない日の水面のように穏やかになっていた。 - 解説 ----------------- このZineに登場しているウサギ星人は身長40cmほどのあやつり人形です。 身体は木で出来ていて、各関節がコントローラーとテグスの操作によって自由に動きます。 頭と手足の先は石粉粘土で出来ていてちょっとリアル。 青い目が何かを伝えたいかのように少し潤んで見える時があります。 顔を作るとき、表情を変えることが出来ない人形なので上を向くと笑っているように、下を向くと怒ったように見える造形に仕上げています。 ウサギ星人は地球の重力にはあまり影響を受けないようで、宇宙空間を漂うように空中をふわふわと飛ぶのが得意です。 実は地表を歩くのはあまり上手ではありません。 白い宇宙服には青い糸で三日月、花、ウサギ、スマイルマークが刺繍されています。 彼のアイデンティティを表しているのかもしれませんね。 人形の制作(衣装含む)から写真撮影、画像処理、ブックデザイン、製本まで印刷以外のすべてをヒデリーノ自身が行っています。(一緒に活動しているドナテラも製本を手伝ってくれています) 今回ヒデリーノのZine(少数生産のアートブック)第1号として制作した『ウサギ星人と、』では、撮影も人形の操演もヒデリーノ自身が一人で行っています。 撮影は人形とカメラを持ってロケ地で実際に人形を動かしながら遠隔操作によってシャッターを切る形で行いました。 撮影した写真は画像処理を施したあと、カットに合わせて別紙に水彩でドリッピングによるエフェクト素材となる絵を描き、更に画像処理を行っています。 こうした風景とオブジェクトを画像処理で合成する際によく用いられるグリーンバック合成などは一切用いず、ロケ撮影をしながら現場の空気によって生み出されるグルーヴを大事にしました。 ※ウサギ星人の作品ページはポートフォリオサイトhiderino.jpに掲載されています。 http://hiderino.jp/works/rabbit_alien/ スピンオフとして制作したドローイングはこちら http://hiderino.jp/works/rabbit_alien-drawing/ - 商品詳細 --------------- フルカラー24p A5縦 シリアルナンバー入り(※※※/200) 裏表紙に直筆サイン入り - 特典 ----------------- シリアルナンバー001~030番までをお買い上げいただいた方の中から1名様にプレゼントされるhiderinoによるボールペン画(B4サイズ)の抽選は2月11日に行う予定です。 抽選のライブ配信についてはhiderinoフェイスブックページ及びブログ『ロマンチストで悪いか』にてご案内致します。
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Donatera『Dramatic』
¥1,296
- Donatera --------------- 人物をクローズアップしてキャンバスに描くこと、それは余白に背景を描かないことでもある。 背景は人物を取り巻く環境を情報として伝えられるが、それが見えないことで絵の鑑賞者は、自然とイメージを膨らませる。そして、キャンバス上の人物にさらなるイメージを重ねて、全く新しい物語を紡ぎ出してゆく。 自然と自分自身と思いを重ねて。 そんな彼らの居場所を現実世界で探すプロジェクト。 一つの形に残したい思いでアートディレクターhiderinoと共に「Dramatic」というZINEをつくり始めた。 彼らはある部分から「切り取られた」一部だとして、それが例え、頭の中にあるあやふやな空想であっても、もしくは描いた後に、インクが染み渡るように、背景イメージが滲み生まれることも含め、私たちの生活する現実世界に彼らの「居場所」があるのかもしれない。 絵の具から産まれた人物の感情は、幻想の物で実態はない。 それを現実へと繋ぎとめる場所を探す旅へ、私は出かけた。 パズルのピースを空中へ当てはめるようにして、キャンバスをかざす。 森へ、海岸へ、思い出の公園へ、観覧車へ 「ここかな」 「この場所は違うわ」 絵と会話するように。 写真に収まる一枚一枚のシーンには、私も見たことのないような顔をした「彼らが」こちらを見据えていた。 そうして帰ってきた彼らは、また白い壁へと戻る。 頬を撫でる風、木々の間から差し込む光、自らの居場所を記憶して。 - hiderino --------------- 今回、Donateraの作品でZineを作ることになって、まず考えたことはそれぞれの作品が持っている物語性を自然な形で拡張してみたいということだった。 彼女の描くポートレート作品には登場人物ごとに物語が背景にあるはずで、その世界観を写真という形で拡げることにチャレンジしました。 作品を持ってロケ地に赴き、歩き回りながら気になった風景に作品をかざし、物語が見えてきたらシャッターを切る。 そんな風に数カ所のロケ地で撮影を繰り返して今回のZine『Dramatic』が完成しました。 作品をストレートに鑑賞することも、部屋のどこかに飾ることも一般的な絵画の楽しみ方ですが、絵画の新しい楽しみ方としてこのアートブックをお手にとっていただければ嬉しいです! - 商品詳細 --------------- フルカラー24p A5横